2024年07月28日

五輪がもたらす経済効果 〜2024 PARIS〜

7/26にパリ五輪が開催されました。4年に1度のイベントということもあり、さぞ方々で盛り上がりを見せているかと思いきや、日本国内の経済波及効果は薄れているとのことです。


第一生命経済研究所の試算では、パリ五輪による国内の消費押し上げ効果(7〜9月)は2,560億円で、一部を除き無観客開催だった東京大会(2021年)の2,476億円は上回るものの、リオ大会(2016年)の2,621億円は下回る見通しです。


五輪開催で押し上げられる消費の分野では、テレビの買い替えや飲食関連、観戦ツアーなどがありますが、競技の多くをネットで無料視聴でき、若者を中心にスマホで観戦できる時代になったため、五輪を理由とした買い替え需要は減りつつあるようです。


また、現在は多くの海外プロスポーツがメディアで配信され、大谷翔平選手をはじめとした海外移籍選手の活躍を簡単に視聴できるようになったため、五輪の特別感が昔より薄れてきたというのも要因のひとつです。
 

一方、この円安のなか、意外にも観戦ツアーの売り上げは好調とのこと。東部トップツアーズによりますと、2012年のロンドン五輪が70万円だったのに対し、パリ五輪は140万円にも上るとのことです。高額であっても五輪を生で見たい、体感したいという人の根強い人気を感じます。


お金の使い道は人それぞれ。ブランド品や高級車にお金をかける人もいれば、旅行や外食など経験にお金を使う人など様々です。どのようなことにお金を使うと「有意義だ」と感じられるかということを、五輪をきっかけにあらためて考え直してみてはいかがでしょうか。


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