2024年10月27日

憲法の番人を審査する国民投票 「最高裁判所裁判官国民審査」

本日、2024年10月27日は、第50回衆議院議員総選挙の投票日です。各候補は昨日まで各地で最後の訴えを呼びかけていました。本日の深夜から明日28日未明には開票結果が判明される見込みとなっています。

衆議院議員選挙と同時に、「最高裁判所裁判官国民審査」も行われます。衆院選に比べるとあまり情報が届いてこない印象もある国民審査。一体どういうものなのでしょうか。

社会の審判である最高裁判所の裁判官たちがフェアでなければ社会がゆがみます。それを国民がチェックするというのが国民審査です。国のさまざまな法律が日本の絶対権力を持つ「憲法」に違反していないか、そこまで強い権限を持つ裁判官がふさわしい人物かを決めるのが「最高裁判所裁判官国民投票」となります。

審査対象は就任してから一度も審査を受けていない裁判官と、審査から10年経過した裁判官で、今回は6人が対象となっています。投票は、各裁判官が過去に担当した裁判での判断や、どのような意見を述べたかなどで判断します。

裁判名を見るとニュースで見たことがあるものが多くありますので、公報やインターネット等で確認のうえ判断していただくと良いと思います。まだ投票がお済みでない方は、今後の明るい未来のために是非投票に行きましょう。


※NHK調べ 
 
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