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今月11日より、政府の財政支援を受けて各都道府県が実施する「全国旅行支援」が始まりました。宿泊料金に対しての割引がメインで、飛行機や新幹線を利用したり、平日に旅行すると補助額が上乗せされます。旅行中に使える地域クーポンも合わせると、1人1泊あたりの補助額は最大11,000円となっておりますので、県民割（県内在住者向け割引）より4,000円お得です。
どのような特典があるのかは下記の表をご覧ください。最大で受けられる1泊あたりの補助額は、交通利用付の平日旅行で1人あたり11,000円（割引8,000円＋クーポン3,000円）となります。
さらに、この「全国旅行支援」は地域・地方自治体独自の助成金との併用が可能となっておりますので、例えば沖縄県が実施する「おきなわ体験最大50％OFFキャンペーン」などと併せてさらにお得に旅行を楽しむことができます。
この制度を利用するには、ワクチン3回接種証明またはPCR検査等の陰性証明と、免許証等の本人確認書類の提示が必要です（12歳未満は保護者同伴であれば検査不要）。都道府県によりワクチンの接種回数や陰性証明の有効期限等が異なりますので、利用前に各自治体の公式サイトなどでご確認ください。
「全国旅行支援」を利用して予約するにはおもに3つの方法があり、いずれの場合も支援の対象プランを予約する必要があります。
①「旅行予約サイト」からインターネットで予約（じゃらんnet、楽天トラベルなど）
②「宿泊施設」の公式サイトまたは電話などで直接予約
③「旅行会社」の店舗窓口などで予約（HIS、JTBなど）
全国旅行支援に充当する既存の予算は国費約5,600億円。この制度を開始するにあたって、岸田首相は「多くの方に活用いただくことで、コロナ禍で苦しんできた宿泊業、旅行業を支援していきたい」と述べています。旅行先での感染症対策などをしっかり遵守したうえで、この秋の行楽シーズンを楽しく過ごし、滞っている経済を少しでも活性化させたいものです。
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